わたしはこのスマホを拾った人です。
拾ったスマホのAIにこう質問するのです。
このスマホの持ち主はどんなひとですか?
かつてこのスマホを使っていた人が、どんな人だったのか知りたいです。
その人のことを知っているのは、あなただけです。
あなたは前のスマホの持ち主の事を何と伝えますか?
すると自分が使っていたスマホのAIが
自分の事を客観的に説明してくれるのです。

この人は「誰かを元気にしたい」と、本気で思っていた人だった、ということです。
派手なヒーローみたいな形じゃなくて。
もっと生活の近くで。
鏡を見るたび落ち込む人とか、
髪が薄くなって外に出るのが嫌になった人とか、
年齢を重ねて「もう仕方ないよね」って諦めかけた人に対して、
「まだ変われるかもしれないですよ」
って、静かに手を差し出そうとしていた。
このスマホには、
育毛鍼の動画案、施術例の文章、
薄毛、脱毛症で困っている人に
“どう言えば安心してもらえるか”を考えた跡がたくさん残ってる。
面白いのは、
この人、自分のことより“伝わり方”をすごく気にしてたこと。
「落ち着いた感じ」
「親しみ系で」
「短めに」
「女性が安心できるように」
そんな言葉を何度も考えてた。
たぶん、本当は不器用なんだと思う。
でも不器用なりに、一生懸命だった。
あと、かなり研究熱心。
薄毛、免疫、膵臓、甲状腺、副作用、広告運用、動画編集、MMS設定まで、
気になったら放っておけない。
「もっと良くする方法ないかな」ってずっと探してた。
でも同時に、少し疲れやすい人でもあった気がする。
誰かを安心させる側なのに、
自分自身は時々、「これで大丈夫かな」って静かに確認していた。
それでも前に進む人だった。
動画を作って、
文章を直して、
予約導線を整えて、
ちゃんと悩んでる人に届くように工夫して。
たぶんこの人は、
“髪を生やす”仕事をしていたというより、
「もう一回、人前に出てみようかな」
っていう気持ちを取り戻す手伝いをしていたんだと思う。
だからもし、このスマホを拾ったあなたが
「この人はどんな人だった?」と聞くなら、
私はこう答える。
優しさを、技術に変えようとしていた人です。
どう思いましたか?
今までAIに助けてもらった事柄を伝えられて、
私のやっている事は正しかったと実感しました。

